インプラント
カルシテック・インプラントシステム
歯科医療は近年めざましい進歩を遂げています。そして皆様にいつまでも元気に充実した生活を過ごしていただくための一躍を担うものだと考えています。 歯科医療は、単に歯を診る時代から、健康や社会生活をサポートすることも含め口腔内機能を回復する時代に変化しています。 わたくしたちデンタルスタッフは、最新の医療技術を身につけ、患者様の健康はもとより、充実した人生を歩んでいただけるように、お役に立ちたいと願っております。
患者様のご意見に寄り添ったインプラント治療
口腔内環境を改善する
患者様がインプラント手術に至る原因は何か、それはお口のメンテナンスをしっかりとしていなかったことにあります。その結果、虫歯になるなど歯周病になって抜歯という経過をたどっています。もちろん中には物理的に交通事故などで歯を失った患者様もいらっしゃいますが、前者の場合が大多数です。
インプラントを入れても同じような口腔内の環境であれば、また歯が無くなります。歯周病菌はお口で暴れまわっていますから、歯周病になってしまいます。インプラントも放っておいて、お口の中が汚れている状態が続くと、再び歯周病になってしまいます。
歯周病菌が骨まで行かない間にお口の中をメンテナンスする事がとても重要なのです。物事の結果には原因がありますから、インプラントの患者様にもその原因をしっかり理解していただきます。
インプラント、メリットとデメリット
インプラントにはメリット、デメリットがあります。
インプラントは天然歯に近い状態の力、強さで噛む事が出来ます。それは土台がしっかりとしているからです。骨に人工的に歯根を入れて、その上に人工歯を被せますのでしっかりと噛めます。奥歯にインプラントを入れますと咬合圧をインプラントの歯が負担する事ができ、残存歯への負担が軽減されます。また前歯にインプラントを入れた場合は、ブリッジとは異なり、両端の健全歯を削る必要はありません。
インプラントは1本1本独立して入れることが可能ですから、他の元気な歯を削る必要はありませんし、見た目もより自然で綺麗です。奥歯のインプラントは咬合力、前歯のインプラントは美しさの改善になります。デメリットは手術が必要な事と、自費治療になるので経済的な負担が大きい事です。
インプラントは患者様の要望で
患者様の意思を大切にしています
当院は患者様のニーズにできるだけ即した治療を心掛けています。
ですから、有効な選択肢の1つとして、インプラントをご提案することはありますが、決して押し付ける事は致しませんのでご安心ください。
インプラント Q&A
- 「インプラント」とは、どんな治療方法ですか?
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「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎(あご)の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。天然歯と同様の、健全な咀嚼運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります。
- インプラントは従来の方法とどのように違いますか?
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インプラントには、従来の入れ歯のようにアクリル系やプラスチックの
床(ピンク色の部分)、あるいは残存している歯に引っ掛ける止め金が必要ないので、口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が甦ります。
また、製作された人工の歯もぴったりと固定されてますから、固いものでも楽に食べられるようになります。
- インプラントをして身体に影響はありませんか?
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カルシテック・インプラントの表面に使われている材料は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれ、顎(あご)の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料です。他のインプラントシステムと比較しても、さらに生体と馴染みやすく、身体には全く影響はありません。
- インプラントは、どのくらいもちますか?
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インプラント自体を材質的に考えると半永久的なものです。しかし、実際に考えなければならないことは、生体との調和です。したがってその寿命は、患者さんのお口の手入れによってきまります。天然歯と同様に、手入れが悪ければインプラントの寿命も短くなります。治療後の口腔衛生管理はとても大切ですので歯科医師、衛生士の指導にしたがってお手入れの方法を学んで下さい。
- インプラントにするとどのようなメリットがありますか?
- メリットは大きく3つあります。その他にも、総合的にQOL(生活の質)を高められます。
1.他の歯を削る必要がありません
歯が1本抜けている場合、従来の治療法では両側の歯を削りブリッジという方法が取られていました。しかし、インプラントなら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、他の歯を削る必要がありません。
2.強い力で噛むことができます
たくさんの歯が抜けている場合、従来のブリッジなら残っている歯だけで、かむ力を支えなければなりません。このかむ力はとても大きなものです。インプラントにすると、本来の歯数のバランスがとれますので、咬合圧(かむ力)による負担が少なくなります。
3.しっかりと固定され、安心して食事ができます
奥歯が抜けている場合、従来の方法では、取りはずしする入れ歯でしたが、インプラントにすると、取りはずさないですむブリッジが入れられますから、しっかりと固定され、安心して食事ができます。
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何回も通院が必要ですか?
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インプラントを顎(あご)の骨に植え込む1次手術と、インプラントが顎(あご)の骨と生着した後にインプラント用の人工歯を取り付ける支台を装着する2次手術、そして歯列の型を採る印象採得、その
模型を用いて製作したインプラント用人工歯の装着、その他で最低でも4~6回の通院が必要です。
また、1次手術から最終人工歯の装着までの期間は、年齢、口腔状態により個人差(約4ヶ月~1年半位)がありますので、医師の説明をよく聞いて下さい。
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年齢その他で、インプラントができない場合がありますか?
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インプラントは、体調に問題がなければ、若い人から高齢の方まで治療を受けることができます。
高齢で顎(あご)の骨の少ない方は、特別の方法でインプラントをすることもできますので、医師にご相談下さい。
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インプラントを入れたら、歯科医院へ行かなくても良いでしょうか?
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人間の体は年齢とともに変化していきますから、インプラントも定期的に調整する必要があります。定期検診で適切な処置をしておくことが、インプラントの寿命を延ばすことにつながります。
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インプラント治療後のお口のお手入れは特別な方法が必要ですか?
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天然の歯とインプラントの形態は同じではありません。そこで歯ブラシだけでなく、インプラントの形態に合わせた補助清掃器具を使用する必要が
あります。医師や衛生士から教えられた清掃方法で、毎日必ずお口の中を清掃して下さい。
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インプラント治療後に他の歯が悪くなった場合は、やり直さなければならないのですか?
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たとえ周りの歯が悪くなって抜けてしまっても、その部分に新しくインプラントを植立し、上部に装着する人工の歯を追加することで、再び本来の機能や美しさを回復できます。
インプラントの料金表(税込)
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- 前歯部
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¥396,000~(2回分割払い)
1回目インプラント植立時 ¥198,000~
2回目人口歯冠set時 ¥198,000~
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- 臼歯部
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¥330,000~(2回分割払い)
1回目インプラント植立時 ¥165,000~
2回目人口歯冠set時 ¥165,000~
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- 定期検診
- (3~6カ月毎)¥3,300
*インプラント植立後、上顎は約6ヶ月・下顎は約3ヶ月経過後に人口歯冠をsetします。